毒親育ちのアラ還ブログ

人生を変えた斉藤一人さんの言葉

自分の許し方

第四回

◼️自分の許し方

自分を許すとは?どうすれば良いのだろうと考えていると、こんな動画を見つけました。

斉藤一人さんの言葉】

  • 相手に嫌な事をされても許す。
  • どうしても許せない人がいる時は、許せない自分を許す『あの人事は許せないけど、自分だけは許します。』と言う。
  • 自分が許せない理由、それは嫌な相手に反撃もできず、泣き寝入りした自分が許せないから、だから苦しい、勇気を出して一度だけ自分を許しますと言って下さい。そうすれば人生本当に変わります。
  • 人を裁かない人に話を聞いてもらい、心をほぐす事も必要。

この言葉を聞いて私がずっとモヤモヤしていたのは、親に反抗する事もできず、これまで自立する勇気も無く両親から離れなかった自分自身に対し、腹が立っていたんだと、謎が解けたのです。

改めて幼少期の家庭環境が、私の人生全般に強い影響を及ぼしている事に驚いてしまいました。

これまでも、この苦しい状況を変えたいと、心理学の本に書いてある事を実践してみても、許せない気持ちが強くて、しつこい怒りが湧き上がり、モヤモヤは消えませんでした。

カウンセリングも考えましたが、精神科看護師を長くやっていたので、私自身が深い部分を素直に話せないような気がして、やめました。

今の状況は親だけが原因だった訳では無く、自分にも原因があった事に気がついた時、しつこい怒りが少し気分が落ち着きました。なので、今すぐ自分を許してもっと楽になろうと思います。

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◼️私の悪い癖

毒親の影響は私の思考や行動にも悪い癖として現れています。

幼少期、両親は常に不機嫌だったので、私は些細な事ですぐに叱られていました。

そんな環境で成長すると、嫌でも他人の顔色を伺いながら空気を読み、つい他人の機嫌をとってしまう悪い癖が自然と身についたのです。

大人になっても他人軸が当たり前の私は何事も他人を優先し、自分の事は二の次でしたが、その事を疑問に思う事も無く、むしろ当たり前の事だと思っていました。

友人に困った事を相談した時に言われたのは「〇〇は断らないから面倒な事に巻き込まれるの」って言われ、驚きました。『みんなは断るの?』って!

家族や職場、友人の頼まれ事やお誘いがあれば、相手の機嫌を損ねないように、断る事無く無理しても受けていたので、私は絶対に断らない人認定され、よく面倒な事を頼まれる事もありました。(何故か人の役に立たないといけない気がするから)→これも毒親育ちあるある!

何かを頼まれたり、誘われると相手の機嫌が気になり上手に断る事ができず、断る事で罪悪感に苛まれてしまうので、逆に断らない方が楽でした。

でも、他人を優先し続ける事で、ストレスが溜まり限界が来ると自制が効かず、極端な行動をとってしまう事もあるんだなと、退職してしまった事で実感しました。

衝動的に退職した事をかなり後悔していたので、この自分の悪い癖を改善する為にはどうすれば良いのか?と思っていた所、斉藤一人さんのこの動画に出会いました。

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◼️自分の機嫌は自分で取る!

  • 他人が不機嫌なのはその人の都合で悪いだけなので、気にしなくても良い
  • 機嫌が悪い相手の機嫌を取っても機嫌が直らないと、自分の機嫌が悪くなる
  • 自分の機嫌は自分で取り、機嫌良く過ごす事が正しい事
  • 自分が機嫌良く過ごしていると機嫌の悪い人から寄せてきて機嫌が良くなる

この斉藤一人さんの言葉を聞いて冷静に考えると、感情がコントロールできなくなるまで我慢して、自分を追い詰める必要があったのだろうか?なぜ、あんな生き方しかできなかったのだろうか?と後悔しかありません・・・

 

次回へ続きます